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教員紹介

渡邉 浩
Hiroshi Watanabe

所属
文学部 文化総合学科
職位
教授
専門分野
ヨーロッパ史(中世)、キリスト教史
キーワード
ローマ教皇、列聖手続き、聖人崇敬

主な担当科目

西洋史、西洋史特講、西洋史演習

オフィスアワー

火曜日Ⅲ講時

現在の専門分野を志したきっかけ

中高生の頃から歴史全般に関心は持っていました。概説書を読むうちに、ヨーロッパの中世、特に宗教と政治や社会との関係に興味がひかれるようになりました。ラテン語を学び、何百年も前の人が書いたものにふれる不思議さにも魅力を感じたこともあります。

好きな言葉

「巨人の肩の上に立つ」のに「人生は短い」と気が遠くなる時には「急がば回れ」と思ったりもします。

おすすめの書籍

堀米庸三?木村尚三郎(編)『西欧精神の探究 革新の十二世紀(上、下)』NHKライブラリー、2001年。かつて「暗黒」と見なされていた中世が、どれほど創造的な時代であったかを教えてくれる文献です。

Message
これから大学で
学ぶ方へのメッセージ
「男性は仕事、女性は家庭」というような価値観はずいぶん長く人々の考え方を縛ってきましたが、そのように日常生活において「常識」や「当たり前」と思われている(いた)ことでも、ある時代状況のなかで作られてきた例は少なくありません。現在の私たちが置かれている位置を確認したり、物事を批判的に見る目を養ったりするためにも、歴史を学ぶことは有用です。先入観にとらわれず、広い視野に立って、いろいろなことに疑問を持ち自分の課題を探してもらいたいと思います。