西洋史、西洋史特講、西洋史演習
火曜日Ⅲ講時
中高生の頃から歴史全般に関心は持っていました。概説書を読むうちに、ヨーロッパの中世、特に宗教と政治や社会との関係に興味がひかれるようになりました。ラテン語を学び、何百年も前の人が書いたものにふれる不思議さにも魅力を感じたこともあります。
「巨人の肩の上に立つ」のに「人生は短い」と気が遠くなる時には「急がば回れ」と思ったりもします。
堀米庸三?木村尚三郎(編)『西欧精神の探究 革新の十二世紀(上、下)』NHKライブラリー、2001年。かつて「暗黒」と見なされていた中世が、どれほど創造的な時代であったかを教えてくれる文献です。