2025年1月25日(土)に、买足彩用什么软件の公開講演会が開催されました。講師の出町南先生は本学の非常勤講師として「児童サービス論」の授業をご担当されています。
出町先生は、小学校に司書教諭としてお勤めされ始めた頃から「札幌方式」と言われる、開放図書館事業に関わってこられています。1978年にスタートしたこの事業は、小学校及び中学校の図書館を地域住民にも開放し読書活動を盛んにすることで、地域社会の教育力向上に役立てることなどを目的としています。出町先生は最初に「協働」という言葉が好きとおっしゃった後、市内124の小中学校で行われているこの図書館事業のことや、そこでのボランティア司書や校長、司書教諭、他の教職員の現況や課題などについて、ご経験を踏まえながら示唆に富む内容のご講演をしてくださいました。また、後半にはご退職後も関与されている清田南小学校での活動についても詳しくお話しいただきました。講演の中で先生からは、今後の図書館司書や小中学校の教育に携わる人々へのご提言があり、約50人ほどの参加者が大きく頷いていました。
当日はこの事業の関係者のほか、高校教諭、本学卒業生や在校生、小学校教育に関心を持つ方々、図書館情報学の教員などが参加しました。出町南先生、ありがとうございました。