藤女子大学は北海道の４年制女子大学として６０年以上の歴史と伝統を持ち、数多くの卒業生を輩出してきた確かな実績があります。時代の変遷に対応し、社会から求められるニーズに合わせて多様な分野で活躍する人材を輩出してきた本学は、2014年度から「キャリア支援センター」を設立し、少人数教育体制をベースにきめ細かく丁寧に指導する体制を強化、学生へのキャリア形成の支援と共に、卒業生とのつながりを生かしたサポートを行っています。

小規模大学かつ双方向の対話を重視する本学の伝統的な取り組みとして、就職活動が本格化する３年次秋の学生全員に対し、キャリア支援課職員との個別面談の機会を設けています。対面での面談が困難な場合に備えてオンライン面談の体制も整備しています。 職業に対する興味関心や適性を学生自らが理解し、希望の実現に向けて適切な準備に取り組めるよう、その取り組みの中で生じる学生個々の疑問や悩みに丁寧に向き合うことを心がけると共に、電話やメールによる情報配信、本学専用の就職支援サイト「F-NAVI」の充実など、小規模大学だからこそできる様々な角度からのバックアップを行っています。

入学直後からキャリア支援ガイダンス等を実施し、社会との関わりを意識する機会を提供しています。特に1，2年次に開講される「女性とキャリア」では、学科の進路に合わせて各業界で活躍する卒業生を招くなど、「働く」ということをより現場に近い形で知る機会があります。

1年次必修科目「女性とキャリアⅠ」

学生が卒業後を見据え、社会的?職業的な自立に向けて必要な基盤となる能力や態度等を身につけて行くことを目指しています。

2年次選択科目「女性とキャリアⅡ」

自己理解を進め、目指す進路の方向性を見出すための各種グループワーク等を通じて、成長につながる学生生活を送る意欲の向上と、より良く他者と関わる社会性の涵養を目指します。

就職支援サイト 「藤女子大学キャリアナビ（F-NAVI）」

F-NAVIはインターネットに接続できるパソコンやスマートフォンがあれば、時間や場所を選ばずに、大学に届いた求人情報を確認したり、キャリア支援課からの連絡事項などを確認することが可能です。就職活動に役立つコンテンツや、キャリア支援担当職員との面談予約機能もあり、何かと多忙な就職活動期の学生をバックアップしています。 F-NAVIは学部３?４年生、大学院生が登録して利用し、卒業後も継続して５年間利用が可能です。

藤女子大学では就職活動時期の個別面談など、キャリア支援課職員との接点も多く、卒業後もつながりが継続することが多いことが特徴です。また、就職活動を終えた４年生が後輩の3年生のために体験談を語りアドバイスする「先輩の就職活動報告会や、様々な業界で活躍する卒業生が来校する「女性とキャリア」「OG懇談会」など、先輩や卒業生との絆はこれから就職活動を始める本学の学生にとって力強いサポートとなっています。

藤女子大学の卒業生の約８割は北海道内に就職し、企業の人事担当や管理系の要職に就かれている卒業生が多いのも特徴です。 高校からの進学者の大半が北海道内である本学の学生にとって、地元企業に卒業生が多いことは心強く、高い就職実績を維持する要因にもなっています。もちろん、首都圏の企業等を志望する学生向けには東京から専門の講師を招いて講座を行うなど、学生の志望に合わせて細かく対応しています。

藤女子大学では、就職活動が本格的に始まる3年次に向けて、入学後の1年次から様々なキャリア支援イベントを実施しています。卒業生や先輩とのつながりを活かしたイベントなど、小規模大学だからこそできるイベントが揃っています。