本学では、総合的な人間力をもち、専門性を重視した高い力量を有する教員の養成を目指して、教職課程を開設しています。創立当初から多くの卒業生を教師として送り出し、例年、公立?私立校への正式採用および期限付き?臨時採用などで約15~20名の学生が教職に就いています(子ども教育学科除く)。また、文学部?人間生活学部ともに、毎年多くの学生が教員免許を取得しています。 本学の教職課程の特色は、1年次から教職に関する科目が履修できることです。「教えるとは何か?」という教師としての心構えから、具体的な指導技術まで4年間でしっかりと身につけていきます。また、4年次に実施される「教育実習」に向けた事前指導も計30コマの授業を設け(高等学校?中学校教員養成の場合)、手厚い指導を行っています。 人間生活学部では人間生活学科での高等学校?中学校教諭のほかに、食物栄養学科の栄養教諭、子ども教育学科の幼稚園?特別支援学校教諭など、高度な専門知識を持った教師の養成で多くの実績をあげており、今後は小学校教諭も加わって教員養成の更なる充実が期待されます。
本学の买足彩用什么软件は、伝統的な図書館業務にとらわれず、「より良い情報サービス」という視点から、社会のさまざまな場面で活躍する情報スペシャリストの育成を目指しています。 本課程授業が全学科共通で2年次から3年間、ステップアップ方式で展開しています。グループ学習や学内のインターネット環境を効率的に用いた授業に取り組んでいます。 グループ学習では図書館の種類別に、それぞれの図書館の現状や求められる役割などについて調査?考察します。最近はパソコンやインターネットによる新しい情報活用が社会生活にも普及しているので、実際の図書館における活用の現状にふれることも大切にしています。また、広く図書館などの協力を得て、インターンシップや企画参加による演習も行っています。 さらに、外部講師を招いて特別授業や公開講座も開いています。研究者だけでなく、図書館、新聞社、電子出版、インターネットサービス会社など幅広い情報産業に関わるトップの方々から、情報マネジメントの最先端の動向について学ぶ機会が与えられています。
日本語を母語としない日本語学習者は、世界で数百万人いると言われています。グローバル化が進む中、日本や日本語?日本文化に関心を持ち、日本語でコミュニケーションしたいと望む人々が世界各地で増えているのです。加えて近年は、外国人の受け入れが進み、多文化共生が求められる国内で、日本語教師の需要が高まっています。 本学では、このような社会的要請に応えるため、日本語教員養成課程を設置しています。教員免許のような公的資格とは異なりますが、所定の単位を修得すると修了証書が授与されます。課程を修了し、日本国内外の大学や日本語教育機関で日本語を教えている卒業生もいます。 「日本語を母語としない人に日本語を教える」という体験は、実践的な能力を身につけるとともに、海外の人々との交流を深め、日本語という言語を改めて見つめ直す機会を与えてくれます。